こんにちは!寒い日が続きますが、
こういう時はお家でドラマなどを見るのが
一番。

さて、真田丸の織田信忠役を演じる若手俳優さんについて
シェアしていきたいと思います。

それでは、いきましょう!


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小見出し

【劇団『柿食う客』の中心メンバーとして活躍】

真田丸の第2回目の放送で、
武田勝頼を土壇場で裏切って
寝返った小山田信茂を、冷静かつ、
冷たくあしらった武将こそ

今回取り上げた、織田信忠です。

織田信長では、ないですよ!(笑)

信長の長男の信忠(のぶただ)です。

あ!ちなみに小山田信茂についてはこちら
真田丸のキャスト賞 小山田信茂(温水洋一さん)

信忠の生まれ年は、
弘治元年(1555年)又は弘治3年(1557年)
と言われているので、

甲州征伐

つまり武田攻めをした年が、天正10年(1582)なので
24歳か26歳ということになりますが、

この役をされているのが、
『玉置玲央(たまきれお)』さんです。

とても、きりりとした好青年ですよね。

玉置さんは、
舞台俳優で活躍されているそうで
2、3年前からは、テレビドラマにも
ちょくちょく出演されていたみたいです。
(朝ドラの花子とアンの田中役等)

玉置さんは、
1985年3月生まれで現在30才。
劇団『柿食う客』の主要メンバーとして、
活躍されていて
普段は、メガネをされているそうです。

俳優になったきっかけは、高校進学の時に
演劇科に入ったのがきっかけだそうです。

特技は、
運動全般でバク転や宙返りは、お手の物
で驚異の肉体を持つらしいです。

あと、ドローイングに非凡な才能があるらしく、

ドローイング!?

早速、ググるといわゆる、
素描(そびょう)又は、デッサンという言葉で
ようやくわかりました。

よく、絵をかく前に鉛筆とかで下書きみたいなものを書くやつ
でしょうか?

とにかく、
いろいろな才能を秘めている期待の若手俳優さんらしいので
みなさん、要注目ですね。

もちろん、イケメンさんなので、いろいろ噂があるみたいで。

【木村監督の織田信忠のイメージ像にピッタリ!】

今回の織田信忠役は、オーディションで選ばれたそうですが、
ここらへんの詳しいことは、
こちらのインタビュー記事を
参照
特集 さなイチ 注目キャスト 玉置玲央さん

上記の記事によりますと

演劇好きの若手番組スタッフの推薦で、
オーディションに参加。
見事に信忠役を射止められたということです。

じつは、今回の織田信忠という役柄は、
なかなか難しい役で、
過去の歴史では、
織田信忠は、あまりよくないようなイメージ
つまり、無能な人と見られていました。

そのワケは、徳川家康の長男、
松平信康の自刃事件の時、

この事件は、かなり複雑な事件で
通説では、
家康の長男の松平信康とその母、築山殿が
武田勝頼と内通しているという
疑いをかけられてしまい、

これは、当時松平信康に嫁いでいた
織田信長の娘の徳姫が、
姑(しゅうとめ)の築山殿
と、とても仲が悪く、

しまいには、旦那の信康とも悪くなったので

今で言えば、嫁姑問題がこじれて、
じぶんの実家の親父さんに泣きつくみたいな

感じで、姑と自分の旦那の悪口を書いた手紙を
信長に送り
それを読んだ織田信長が、
手紙をもたらした使者、
徳川家の重臣・酒井忠次

『この手紙の内容は、本当なのか?』と問いただすと、

酒井忠次
『事実である』と認めてしまったので

信長は、激怒!

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家康に信康の切腹を要求し、
家康がその要求に、仕方なく従ったというのが
通説です。

しかし、あの信長が娘の手紙一枚で、
同盟相手の大事な息子としかも、妻までに
対して、
切腹という無理難題を申し付けるかどうか?

この事件の真相は、
いろいろ説があるのでこれぐらいに
しておきますが、

とにかく信長が、
家康に対して、
息子の松平信康の自害を要求したとしておきましょう。

そして、なぜ、このような要求をしたかというのが
疑問ですよね。

じつは、
信長が自分の長男の信忠と信康を比較したときに、
自分の息子の信忠があまりに無能なので、
将来を危惧(きぐ)して、

早めに手をうったという説が
まことしやかに、
今までは、そうとらえられていました。

しかし、信忠の
その後の事績や活躍(今回の武田攻め)をみると
決して無能どころか、

とても優秀な跡取りであったことが
わかってきたので、信長が上記のような
理由で、徳川家に無理難題を申しつけたかどうか
とても、疑わしくなってきました。

ですが、以前はそのように見られていたので
信長の息子、
織田信忠は、無能と見られていました。

なにか、武田信玄の跡を継いだ、
武田勝頼とダブってきましたね。
勝頼に関してはこちらをどうぞ
真田丸で武田勝頼役を演じた俳優・平岳大さんとは

この信忠、本能寺の変発生時、
本能寺にごく近い妙覚寺(みょうかくじ)に宿泊しており

光秀謀反の知らせを聞いて、
ただちに本能寺に救援に向かうも
すでに、父信長が自害したと聞き

妙覚寺のすぐそばにあった誠仁親王(今で言う皇太子)の
「二条新造御所」に立てこもり
明智軍と格闘するため、籠城。

このとき、信忠みずからが、
刀を振るい敵を数十人をなぎ倒し
善戦するも、わずかの供回りしかおらず、
どうすることもできずに
自害を選択。

だが、このとき信忠と共に行動をしていた
叔父の織田長益(おだながます)は、

この「二条新造御所」を脱出し
無事に逃れています。

つまり、逃げようと思えば、
助かる可能性が残されていたにも、かかわらず

信忠は、逃げるという行為が許せない性格の持ち主だったと
考えられると思います。

もし、信忠がこのとき、
無事にこの本能寺の変の危難から
逃れていれば、

織田政権があのような展開には
ならなかったと思われますが、
しかし、信忠は、潔く自害を選択。

実に、惜しいなあと感慨深くなりました。

話がすこし、飛びましたが

偉大なる父親のあとを継ぐ立場の人は、
どうしても、
無能呼ばわりされる可能性が高いということですよね。

これは、普通の跡継ぎの立場であれば、
あそこの跡取りは、しっかりしていてうらやましいわね!
みたいなことを言われるはずなのに

歴史に名を残すような人の息子に生まれると
どうしても、
その父と比較されるので
仕方がないという運命を背負わされるわけで

これって、
とんでもないプレッシャーなわけで、
この立場に立った人でないと、
誰にもわからないことでしょう。

今回の大河では、
この2代目の悲哀というのも
隠れテーマだと、

三谷幸喜さんが書いておられたので
この点も、注意しながら、視聴されると
いいと思います。
前回の放送の感想をまとめて見ました。
良かったら見てくださいね。
真田丸の1月17日の放送を見た感想・まとめ

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徳川家康と真田昌幸のにらみ合い

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真田信繁が慕う姉・松(村松殿)へ当てた手紙が
ありますが、全文紹介しておりますので
見たい方はこちら
真田丸の松は、今後どうなるのでしょう?