戦国武将の中で、やはり人気武将が対決するシーンは
とても華々しく荘厳で、特に真田信繁が実際に対決した
伊達政宗は、奥州の覇者としての誇りや自信もあるだけに
その登場には、大いに関心がありました。
そして、誰が伊達政宗を演じるのかも
関心が高かっただけに
真田丸での登場が、どんなシーンになるのかも
期待されていたのですが、
ある意味、みなさんの想像を裏切られた感じのシーンで
驚きが隠せませんでした。
もっと反発精神旺盛なイメージを
描いていたのですが、とても
優しい感じでした。
詳しくは第24回『滅亡』の回を視聴していただきたい
のですが、秀吉と一緒になって、ある物を作っています。
それでは、伊達政宗について
シェアできたらと思います。
レッツゴー!
小見出し
【歴代最高の大河ドラマ・独眼竜政宗のイメージ】
2016年1月からNHKで放送されている大河ドラマがご存知「真田丸」です。
この真田丸に登場した「伊達政宗」に多くの視聴者が
非常にがっかりした、残念だという評判です。
脚本が三谷幸喜さんということもあって、
どんな「伊達政宗」が登場するのか、
期待と不安が交錯していましたが、
どうやら後者の方に寄ってしまった様子です。
大河ドラマで「伊達政宗」と言えば、
渡辺謙さんが政宗役を演じた
1987年の独眼竜政宗のインパクトが物凄く強いです。
そして史実から後世に伝えられている
政宗の重要な要素は「狂気」です。
若くして家督を継いだ政宗は近隣諸国に甘く見られないように、
攻め入ったお城にいた人々を見せしめで
老若男女問わずに皆殺しにしてしまいます。
実の父親を人質にとられた際も、
父親もろとも犯人を殺害します。
政宗は奥州の覇者となりましたが、
近隣諸国からは慕われたのではなく、怖れられたのでした。
残念ながら政宗が天下を取ることはなかったのですが、
秀吉や家康に忠誠を誓いつつも、
天下人としての野望を捨てきれない政宗は
「織田信長」に近しいものを感じます。
渡辺謙さんが演じた政宗は、
そんなイメージに近かったと言えるでしょう。
【美男子の伊達政宗!?】
それから近年また違った伊達政宗のイメージが出来上がります。
それがアニメやゲームキャラクターで表現された
美男子の伊達政宗です。
渡辺謙さんも2枚目俳優ですが、
謙さんの男らしい男ではなく、
ジャニーズを思わせるような華麗な政宗像です。
こういった世間の政宗のイメージを覆したのが
「真田丸」に登場してきた長谷川朝晴 (はせがわともはる)さん
演じる伊達政宗です。
長谷川さんの政宗からは「狂気」を感じません。
真逆で「やさしさ」すら感じさせます。
おそらく彼の「目」がそう思わせているのでしょう。
男前だとは思いますが、美男子という雰囲気でもありません。
視聴者ががっかりしたとうのも正直頷けてしまします。
唯一、多くの人が思い描くイメージに近い政宗像なのは
「腹の中では何を考えているか分からない」という要素は
表現できているのではないか、という点です。
誤解のないように補足すれば長谷川さんは良い役者だと思います。
そんな長谷川さんに魅力を感じたから三谷さんも配役を決めたのでしょう。
元々人と違うことを考える三谷さんですから、
そういう目線で見ると、この政宗像は頷けます。
ただ、やはり政宗は戦国武将の中でも
非常に人気の高い人物ですから、
数多くの政宗ファンが、政宗見たさで「真田丸」を見て、
その登場を待ち望んでいたことでしょう。
すると全くイメージにない政宗が登場したのであれば、
がっかりしたというのも、これもまた頷けます。
【最後に!】
伊達政宗役の長谷川朝晴さんについてや
真田信繁と対戦した誉田の戦いについても
下記に解説しているので、ぜひ見てくださいね(笑)
最初は真田丸の雰囲気に合わないな、浮いてるなと思っていたけど
何回も繰り返しみるたびにこんな味のある役や俳優は珍しいなと思った
秀吉よりもっと早くもっと京の近くに生まれていればって言葉はほんとぐっと来た
はるさん、こんばんは!
コメントありがとうございます。
そうですよね。伊達政宗は、生まれた場所があまりにも
京の都よりも、遠くて地理的条件や生まれも戦国時代の中盤戦なので
不利な条件でありながらも、あれだけの活躍が
できたのですから、凄い人物です。
ずんだ餅いいですよね。
時にずんだ餅はお好きかな?ぐっときた