前回の真田丸では、意外な形で松さんが登場。
なんと、秀吉が気に入って連れてきた出雲阿国(いずものおくに)
踊り子の集団の一人として再登場。

しかし、琵琶湖近辺の崖から飛び降りて
記憶喪失となった状態なので、

真田源二郎信繁きりが呼びかけても、まるで
赤の他人状態。

さて、松の旦那さんである
小山田茂誠(おやまだしげまさ)は、どういった形で登場するのか
楽しみになってきました。

ですが、今回はその松さんが記憶をなくした状態で
所属している踊り子集団、
出雲阿国(いずものおくに)について

シェアしていきたいと思います。

それでは、いきましょう!

小見出し

【歌舞伎の創始者!?】

歌舞伎(かぶき)は日本固有の演劇で、昔の人が愛したリアルドラマ
みたいなものでしょうか?

間違ってたらごめんなさいね。
今回の真田丸にも、歌舞伎界出身の役者さん
片岡愛之助さんが大谷吉継(おおたによしつぐ)役で好演されて
いますが、

現代にも脈々と受け継がれている演劇の歴史は
この出雲阿国(いずものおくに)という天才踊り子

今で言う天才ダンサーによる華麗なパフォーマンスから
始まったそうです。

この出雲阿国という人物は、たいへん謎めいていて
生没年も定かでは、ないし、学術的には
出雲の出身かどうかも怪しく
ほとんどが謎だらけ!?

ただ、かろうじて残る資料から
分かっているのは、たぶん出雲生まれの女性で
名は、『国(くに)』ぐらいだそうです。

日本の歴史資料は、
男性の歴史は比較的詳しく残っているのですが
女性となると、

たちまち○○の妻、みたいな感じで
名前すら、わからないことが
多く、明らかに男性中心の男社会が営まれてきたわけですが

これからは、女性・男性といった性別を超越した
時代がきたらいいなあと感じています。

さてさて、この阿国(おくに)が躍った【かぶき踊り】
現代の歌舞伎の語源なんだそうですが

もともとは、出雲大社の巫女となった
『阿国』が文禄年間(1592~1596)に出雲大社勧進のため
諸国を巡回して、寄付を募るために踊った踊りが
京の都で大人気になったとか。

ちなみに、勧進(かんじん)とは
寺社・仏像の建立または修繕などのために寄付を募る
ことなので、
ただ、『寄付をしてください!』と

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訴えるよりかは、
即興とはいえ、踊りを見せて
感動した人々に

『私の踊りをみて、感動した人は寄付してくださいね!』

のほうが、たくさんの寄付が集まっただろうと
推測できますよね。

そして、当時の都である京都や江戸時代初めの江戸では
派手な衣装を着て、今までにない動きや行動をとる『かぶき者』と言われる
人々が大流行している時代でした。

ここからは、私の勝手な想像ですが
よりたくさんの寄付を集めるために
その『かぶき者』と言われる人をもじった躍り、

かぶき踊りを取り入れることによって、
一躍時の人になったのかななんて
感じました。

特に若い女性がきらびやかな服装で
躍るだけでも、注目を集めたとは思いますが

それに飽き足らず、当時の流行をとらえて
あえて若い女性が男装をして、

『かぶき者』が
茶屋遊びをしている場面を含んだ踊りをする
なんてことをすれば、
当然、注目のまとになったことでしょう。

しかし、このかぶき者をもじった踊りも
ブームがさると、
いずれ忘れ去られてしまうのが
運命で、出雲阿国(いずものおくに)

その後、出雲に帰って尼になったとか
はたまた、慶長18年(1613)に京都で亡くなったと
言われていますが、実際のところは
わからないそうです。

ですが、『出雲阿国』が始めた、かぶき踊り
形を変え、歌舞伎として日本の伝統芸能として
その後、脈々と継承されていることを思えば
阿国が始めた、行動が日本の文化として

今も息づいている不思議さを感じてなりません。
一度、じっくりと歌舞伎を見る機会を
作って感慨深く鑑賞出きれば、幸いです。

【シルビア・グラブさんとは?】

そんな出雲阿国役を演じているのは
シルビア・グラブさん。

正直、真田丸の昌幸役の草刈正雄ばりにいいますと

『まったく、わからん!!』

という感じで、早速ググって
みると………。

ちなみに、ググるってわかりますか?

『それぐらいわかるよ!』

って帰ってきそうですが
いちよう解説しますと
大手検索サイト『Google(ぐーぐる)』で検索することを
略してググるといいます。

では、もう少し難易度を挙げて『ペッ』ってわかりますか?

これ、わかったら本当に凄いと思います(笑)

これはですね、あるシチューエーションの時に使うのですが

例えば、お家に帰って晩御飯を食べていて
お茶碗によそられているご飯が、無くなったとき、
私の目の前で、一緒に晩御飯を食べている妻に
空(から)になったお茶碗を突き出して、

 しかも、無言でお代わりを要求!

そうすると、妻が
『どのくらい?』って聞いてくるので
私は、すかさず
例の『ペッ』といいます。

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そうすると、お茶碗に三分の一ぐらいご飯をよそって
下さいます。以上が回答になるのですが

『お前んちの省略語なんて知らねえよ!!』
という言葉が飛んできそうなので
あれですが、

いちよう解説しますと、『ペッ』というのは
『ちょっと』という意味なんです。

はいはい、もうわかったからいいよって声が聞こえて
きたので、

次に進めますと

ミュージカル女優として活躍されて
いる方で

父親がスイス人で、母親が日本人のハーフということで
名前こそカタカナですが、日本生まれの日本育ちという
ことだそうです。

そして、その旦那さんは、
なんと!!

俳優の高島政宏さん。高島兄弟のお兄ちゃんのほうです。

現在、義弟さんの高島政伸さんが
北条氏政役で、出演中ということで
二重のビックリ!!

高島兄弟の生みの親である
高島忠夫(父)
寿美花代(母)

夫妻は、芸能界きってのおしどり夫婦として有名で
もちろん、芸能一家として
大活躍。

そんな芸能一家に嫁いだ
シルビア・グラブさんは、
以前、三谷幸喜さん作の
【ショーガール】(2014)にも出演。

そんなシルビア・グラブさんをもっと詳しく
知りたいかたは、こちらをどうぞ

以前にご出演された『徹子の部屋』の動画です。
【30分近い動画なので見たい方だけ見て、よかったら戻ってきてくださいね】

真田丸には、意外な人や多才な人が豊富に出てくるので
ほんと、勉強にもなる上に
本編の物語の展開も、どうなるのか
ますます楽しみ。

それでは、またね!

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