以前にも記事にしたことがありますが
真田家の本拠地近くには、四阿山(あづまやさん)という
修験者たちの修行の聖地があったので
真田家勃興の立役者・真田幸隆(信繁の祖父)が
この修験者たちを忍びとして利用したという可能性が高いのです。
詳しくはこちらの記事をご覧になってくださいね。
➡真田丸のキャストで猿飛佐助の歴史や忍者について
なので、真田家自身が、忍者だったのではという憶測もたつわけなんですが、とにかく、忍者と深いかかわりがあるのは、間違いないわけです。
実際に、出浦昌相(いでうらまさすけ)なんかは、史実にも登場する実在の忍者の頭領(とうりょう)でもあるわけです。
信濃の小さな国衆に過ぎなかった真田家が戦国時代をうまく乗り切ることができたのも、忍者をつかった情報収集のおかげだともいえますよね。
出浦昌相(いでうらまさすけ)に関しては
こちらの記事で詳しく書いているので
ぜひ、見てくださいね。
➡真田丸のキャストでこれまた異色の出浦昌相とは?
この忍者と深い関係があるからこそ
真田十勇士という伝説も生まれたといえますね。
今回は真田十勇士について
シェアできたらと思います。
それでは、いきましょう!
小見出し
【もしかしたら、真田十勇士が!?】
真田というと真田十勇士の伝説というものも有名です。
猿飛佐助や霧隠才蔵などが登場する歴史小説なども多数あります。
ただ、真田丸ではこうした真田十勇士のキャストというのはなさそうです。
あるのであれば、最初の段階から登場していたと思われます。もちろん、これからのストーリーで真田十勇士を登場させるということは出来るでしょうが、これからストーリーはどんどんと佳境に入っていくので、忍者の活躍の場というものは少なくなっていくことが予想されます。
忍者はやはり隠密の仕事がメインですから、物語の盛り上げ役というか土台の部分に入ってくることが多くなります。
主人公である信繁を陰でいろいろと支える役をこなしていくわけです。こうしたことを考えると真田丸では真田十勇士のキャストというのはかなり難しくなるという気がします。
もちろん、この真田丸はいろいろな意味で予想を裏切ってくれますから、これから真田十勇士の忍者が大活躍なんてことはあるのかもしれません。
ただ、歴史的には小田原城の戦い朝鮮出兵そして関ヶ原の戦いということで、これらの戦いを経過して、どんどんと平和な世を作る方向に話が進んでいくので、どうしても忍びの活躍の場というものが減っていくことになります。
【信繁の隠遁生活】
特に信繁の場合は関ヶ原の戦いによって、隠遁生活というものを余儀なくされることとなります。ですから、なかなか忍びの活躍の場というものが作りにくくなるということにはなるでしょう。
ただ、信繁自体は隠遁生活ということで表立って動けなくなるので、この真田十勇士を使っていろいろと歴史に介入するというようなプランがあるかもしれません。
何しろ信繁は大坂の陣がもしおきなければ歴史に名を残すことは無かったかもしれない人物です。
それが、大坂の陣がおきたことで偶発的に名を残すこととなったともいえる人物です。
この戦いがおきるということは信繁本人ですら正確には予測できなかったことでしょうから、こうした真田十勇士の忍びを使っていたというのはかなり創作の可能性が高い物語です。
兄に無心をしたりと生活に困っていた隠遁生活のようでしたから、そうした処罰を下した徳川政権を憎んでいたということはあったでしょうが、そのような落ち目の武将に有能な忍びが十人も忠誠を誓うというのもなかなか難しいことです。
真田丸ではいろいろとこれまでのイメージを覆す人物像やストーリー展開が繰り広げられているので、これからの展開というものが予想は出来ません。
ひょっとしたらということがあるかもしれません。
【最後に!】
内野聖陽さん演じる徳川家康にも、忍者を束ねた服部半蔵がいましたよね。
服部半蔵に関してはこちらの記事もご覧になってくださいね。
➡真田丸の服部半蔵を演じた役者さんの素顔とは?