東北の雄・伊達政宗の登場は、最近の戦国武将ゲームの影響もあり
誰が登場するのか? かなり気になっていたのですが
まさかのまさか、長谷川朝晴さんとは!
長谷川さんごめんなさい。別にわるぎは
ないのですが、正直、
もう少し美男子系でもよかったのでは
と思ったりもしました。
例えば、嵐の二宮君とか
……。
ま、あくまで
個人的な感想なので
怒らないでくださいね。
それで、真田丸での
登場シーンなのですが
白装束のシーンは今までの大河でも
描かれており、馴染みがあったのですが
まさか、諸将が居並ぶ前で
餅つきが始まるとは
予想だにしていませんでした。
以外な場面では
あったのですが、秀吉と共に
作ったあの餅こそ、『ずんだ餅』というそうです。
みなさん、ご存じでしたか?
私は、名前は少し聞いたことが
あるぐらいで、すぐには
イメージできなかったのですが
なぜ、伊達政宗が『ずんだ餅』を作るのか
あまり、ピンとこなかったのですが
実は、意外なことに
伊達政宗公と『ずんだ餅』の意外な関係が
ありました。
それでは、いきましょう!
小見出し
【今までにない伊達政宗公】
ドラマの真田丸で、
小田原城攻撃最中の豊臣秀吉の陣中で、
遅れて参陣した伊達政宗が自ら餅を搗(つ)き、ずんだ餅をこしらえて秀吉をはじめ、
居並ぶ武将たちに食べるよう薦めているという場面はとても意外でした。
伊達政宗のイメージは、
あくまで個人的なものであることをお断りしておきますが、
威厳のある、しかも少し神経質で理知的でコワーい、けれどいかにも戦国武将らしい人物とあこがれにも似たイメージをもっていたからです。
それなのに、大勢の武将が注視している中で
あのような威厳(いげん)ということ等まるで知らないような、言葉は悪いですが、田舎者丸出しという気取らない格好で、
米粒を周囲に飛び散らせながら餅をついている様子は伊達政宗を少しあこがれの目で見ていた者には驚きの場面でした。
真田昌幸が期待外れであったと嘆いている様子にはさもありなんと同情の気持ちすら生れました。
けれど、ずんだ餅が古くから東北地方の郷土料理として親しまれてきたことを思い起こせば、あぁ、なるほどなぁと納得のいく場面でもありました。
【ずんだ餅とは?】
ずんだ餅は、枝豆を茹でて薄皮をむき、
すりこぎで枝豆のブツブツが残る程度にすりつぶし、砂糖と塩で餡(あん)にしたものを搗(つ)き上げた餅をちぎったものにからめて食べるものです。
餡の若緑の色が爽(さわ)やかで、少し青くさい香りを伴う餡(あん)の味と食感は好きな者にはとてもなつかしさを感じさせる和菓子です。
ずんだの語源は、豆をつぶす意味の「豆打(ずだ)」が長い間に「ずんだ」になまり一般化したというのが有力で、命名者は伊達政宗だと言われています。
他にも諸説あり、伊達政宗の陣中で、太刀で枝豆をすり潰したことが起源で、
「陣立ち」が変化し「ずんだ」になったとする説もあります。
昔は仙台藩でもお盆独特の郷土料理として楽しまれていたという餅菓子です。
他にも地域により、「じんだ」とか「じんだん」とも言うため、「甚太」という人が作ったという説もあります。
昔から南東北地方を中心とした地域で作られていて、南東北の宮城県、山形県、福島県を中心に、
またそれらより北に接する岩手県南部、秋田県南部においてもつくられており、
東北の物産展では必ずいずれかの菓子店が出店している東北地方の名物です。
最近は、ずんだ餅とごま餅、あんこ餅をセットにしたものなども販売されています。
ずんだの由来には、伊達政宗公が関係していると思うと真田丸で見たような場面が実際にあっても良いかなとほのぼのとした心持ちもわいてきます
【最期に!】
こちらは、伊達政宗に関する記事なので
よかったら、ご覧になってくださいね。