前回の放送では、
衝撃的な室賀正武の暗殺劇。

そして 信繁の大事な門出を祝うべき祝言が、
血でけがされることに……。

華やかな祝言の中、 『きり』の落ち込んだ姿を みてしまうと、
とても悲しい気持ちになりました。

『きり』と『うめ』の複雑な関係も 踏まえつつ、
今回は、『きり』さんについて シェアしていきたいと思います。

それでは、いきましょう!

小見出し

【『きり』は、実在した女性】

まず、史実では『きり』は実在した女性です。

そして、信繁の側室として、
二人の子供を産んでいます。

ただ、いつ生まれて、
どのような人生を送ったのかは まったく資料がなく、

しかも、高梨内記の娘とだけ
しか伝わっていないので、 名前も 番組で言われている

『きり』だったかどうかもわかりません。

つまり、まったくわからないという ことです。

逆にわからないことだらけなので
想像を働かせて脚本を書く側からすれば
書きやすくなるわけですけどね。

あと 先に述べた『きり』と信繁との間にうまれた
二人の子供 の名前は

ひとりは、『お市』

そしてもう一人は、『お梅』

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『お市』は、上田で生まれ、

信繁と共に九度山村に一緒に
同行したが、早くに亡くなったそうです。

そして 『お梅』は、信繁と共に、
大坂夏の陣に同行します。

慶長20年5月6日の誉田(こんだ)の戦いで
伊達政宗の先鋒であった片倉重長と対戦。

その時の勇敢な戦いぶりを、目の当たりにした 信繁が、
この男ならと見込んで 大坂城が落城する前夜に 片倉重長

『お梅』を託したと言われております。

死を覚悟していた 信繁が、
戦場で戦って感じた直感が そうさせたのでしょうか?

『お梅』はその後、片倉重長
後妻として迎えられ 安心して人生を全うした思われます。

天和元年(1681)に亡くなりました。

慶長4年(1599)生まれという説を採用しますと 享年83歳。

大往生ですね。

【信繁のことを常に気にかけている女性】

そして、この『お梅』の母が
真田丸でいう 長澤まさみさん演じる、
『きり』になります。

一説には、 『お梅』はのちの正室竹林院の娘という説もありますが

ここでは、『きり』が母としておきます。

さて、この『きり』は、
昌幸とよく囲碁を打っている 高梨内記の娘なので
真田丸の全編にわたって登場すると 思われるのですが、

最後は、どうなるのでしょうね。

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高梨内記ときりについては
こちらで、もっと詳しくかいております。
よろしければ、

真田丸のキャストで、きりの父・高梨内記こと日本一の忠臣

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ヒロインという設定なので 主役である真田信繁と共に
真田丸の中で信繁にとっては、
欠かせない 役どころになると思われますが

今後の『きり』さんの成長を見守りたいと 思います。

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一部で『きり』さんのセリフが
あまりに現代風な話かた なので、 批判めいた記事も、目にしますが

それは、三谷幸喜さんの脚本が そういう設定だから
長澤まさみさんが、 どうこういっても仕方がないことだし

逆に、それだけ現代風に話す役がらを時代劇のなかで、
淡々とこなす、 長澤まさみさんの演技力に脱帽します。

正直を申しますと、
最初は私も 『きり』のセリフには、
少し違和感があったのですが

回を重ねるごとに、逆に次は、
どんなセリフが 飛び出すのか楽しみになりました。

『うめ』(黒木華)さんは、
無事に祝言を 迎えることができましたが、

『きり』さんの切ない、

信繁に対する愛情が より際立ってきて、
見ているこちらも いたたまれない気持ちで一杯です。

いつの時代でも、本当に好きな人の前に 立つと、
自分の正直な気持ちを 素直にぶつけられなくなります。

特に初恋の人というのは、 みなさん、
こころの奥に淡い思い出と共に 残っていると思います。

なぜ、告白しなかったのか?

あ!また話が脱線しましたね(笑)

それにしても、信繁もモテモテだったんですね。
うらやましいです。

今日は、このへんで。

ではでは。

真田昌幸の情報網を統括し、また良き相談相手であった出浦昌相(いでうらまさすけ)とは?
真田丸のキャストでこれまた異色の出浦昌相とは?
本能寺の変によって燃え上がる炎
 

 

 

 

 

真田信幸の妻・こう(長野里美)さんが出てくるとなぜか信幸とのやり取りで
おかしな雰囲気になって、つい笑ってしまします。そんなこうさんとは
どのような人?

真田丸のキャストで、少し違和感を感じた『おこう』とは
真田家の女性達