いよいよ1月8日から始まる大河ドラマ『おんな城主直虎』



みなさん、期待して待っておられると思います。私も、今か今かと待っているそのうちのひとりなのですが、今回の主人公である、井伊直虎【柴咲コウ】という人物。



大河に取り立てられてから、本屋さんにもいろいろと書籍も出ていますが基本的に資料も少なくどのような人物だったのか?



『女ではなく、男だったなど!?』



諸説入り乱れております。



そして、その生涯も謎が多くて
去年の真田信繁よりも
謎多き女性で、どのように描かれるのか
とても楽しみですね。



さて、そんな数少ない資料から
言われているのが、のちに直虎を名乗る前に
出家して、『次郎法師』という僧になっていた事実。



女性であれば、尼僧(にそう)いわゆる尼さんに
ならなければ、ならないのですが、
井伊家の惣領家=跡取りの家に生まれた
直虎は、いつでも、



還俗(げんぞく)できるように、尼僧ではなく
僧として、つまり『次郎法師』として
出家することになります。



では、『なぜ出家しなければならなかったのか?』



それは、直虎の父である直盛が
1人娘である直虎の婿養子として
迎えるはずだった直親の裏切り行為が原因とされています。



その裏切り行為というのは
本来であれば、直親【三浦春馬さん】と結ばれるはずで
あったのですが、直親は



突然、信州に逃れなければならない状況になります。
【詳しくは大河ドラマで】



直虎は、いいなづけである直親が
いずれ、井伊谷に戻ってくるまで
誰とも結ばれずに、ひたすら待っていたのですが…。



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そんな時、ある噂が舞い込んで来ました。
信州に逃れた直親が、妻を娶って
子供まで生まれたという噂が



直虎の耳に届きます。



そして、その噂が真実であると知った直虎は、
はかりしれないショックを受けたと推測されます。



というのも、直虎はいいなづけの帰りを
何年も待っている間に、すっかり婚期を逃して
当時としては、遅いすでに20歳ぐらいになって
いました。
【直虎の生年がはっきりしないのであくまで推測です。】



こういういきさつがあって出家したわけですが、
直虎の一途な思いが、かなわなかった無念さは
いかばかりか。



今回の大河ドラマでは
直虎の出家は、もっと若い10歳ぐらいのときに
出家したという設定みたいですが



その場合、どういう理由で
出家するのか?



あまり、詮索するとネタバレになるので
これぐらいにしておきますね((笑))。




たいぶ遠回りしましたが、
今回は、若くして出家した
おとわ【新井美羽】の親がわりとなる
僧、傑山(けつざん)と昊天(こうてん)について
書いていきたいと思います。


それでは、いきましょう!




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【龍潭寺の僧・傑山(市原隼人)とはどんな人物?】


直虎が出家したのは、龍潭寺(りょうたんじ)というお寺です。



龍潭寺(りょうたんじ)の起源は古く、行基(ぎょうき)が天平5年(733)に開いて以来となり永禄3年(1560)に井伊直盛【直虎の父】が亡くなり、その法名から龍潭寺と改名されて、現在にいたっているそうです。



直虎が出家した戦国の真っただ中で龍潭寺の住職をしていたのが
南渓和尚であります。大河ドラマでは、小林薫さん演じる和尚ですが。



この南渓和尚(なんけいおしょう)こそ、井伊家存続の危機を救ったといっても過言ではありません。

井伊家の系図
「おんな城主 直虎」推進協議会が運営するサイトより引用






この南渓和尚は、井伊直平の次男ですが、血はつながっておらず、養子として迎えたそうですが、若い頃から、才気あふれる青年で文武両道だったとか。



直平は、僧としてではなく、武士として活躍してほしいと願ったそうですが仏門の世界に入り、仏教や兵法などを学び、井伊家の軍師的な役割を担うようになります。



当時の僧は、宗教的な面だけではなく、他国との交渉役や国の相談役になったりとたいへん重要な位置を占めていました。



隣国の今川家には、僧として政治・軍事の両面で活躍した太原雪斎(たいげんせっさい)がいました。雪斎は、弘治元年(1555)年に亡くなります。その死去から、わずか5年後に今川義元が、織田信長によって討ち取られた事実を見ても、雪斎の存在の大きさを感じずにはいられません。



当時の臨済宗の僧たちは、最新の学問や兵法に通じておりもちろん、同じく臨済宗の僧であった南渓和尚も、兵法の勉強をしていたと思われます。



直虎が、『次郎法師』という名で出家したきっかけやその後のおんな地頭として、活躍する裏には、この南渓和尚の知恵があったとみるほうが、妥当では、ないでしょうか。


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そして、その南渓和尚の弟子であったのが、傑山(けつざん)という僧です。この傑山【市原隼人】という僧は、ドラマでうまれた架空の人物と思い込んでいたのですが、なんと実在した人物だそうです。



大河ドラマでは、長刀(なぎなた)の達人として、そして当時出家した直虎こと『次郎法師』の兄弟子として、厳しくもありながらも、直虎をあたたかく見守るとのこと。



市原さんがいうには、まるで直虎の父親代わりを務めるような役回りだそうです。


【直虎にとって母親代わりになる昊天(小松和重)とは?】


かたや、同じ兄弟子でも昊天【小松和重】は、おとわが出家してから、教育係を担当。それは、まるで、母親代わりのような役回り。



しかし、この昊天もそこは、当時の厳しい時代を生きた僧でありますから
武芸のほうも、達人級で、長刀の達人であったとか。



ちなみに、傑山は大河ドラマでは、長刀の達人となっていますが、実際は弓の達人であったそうな。いずれにしても、この二人の兄弟子に鍛えられながら、おとわは、立派なおんな武将として、成長していくのでしょう。



どんな、成長をとげるのか、視聴者も一緒にあたたかく見守りたいです