いよいよ、秀吉の最晩年の
時期を描きだす、重要なシーンが
目白押しですが、
前回の、やつしくらべ。

いわゆる仮装大会は、何とも
言えない雰囲気でしたね。

朝鮮出兵の戦況が思わしくなく
九州の名護屋城内の雰囲気を少しでも
明るくしたい秀吉なりの
やり方なのでしょうが、
海を隔てた
朝鮮半島では
生きるか死ぬかの戦闘が
行われている中で、日本では
ドラマのようにあんな感じだった
とは、とてもにわかに信じられない
気もしますが、

内野聖陽さん演じる
徳川家康の仮装姿も、一種、たいへん
驚きでしたね。

『あのたぬきみたいな、でっぱたお腹』

とてもインパクトのあった
映像ですが
そんな内野聖陽さんを
今回は取り上げたいと思います。

では、いきましょう!

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小見出し

【内野聖陽さんが過去に演じた山本勘助について】

今作の真田丸は、もちろん主人公は、真田家の次男坊
真田信繁【堺雅人】
なので、真田家を中心とした人物に
スポットが当てられるのは当然なのですが、

その真田家のたくましい結束力を
恐れていたのが、徳川家。

時は、戦国時代。
強いものが、生き残り
弱いものは、子孫を残すことが
できない、弱肉強食の時代。

戦に強い武将だけが、正義の名のもとに
幅を利かす時代。

ようは、武力が強ければ
全て許されたということですね。

ある意味恐ろしい時代でもあるわけですが
戦においては、徳川家康は、戦国一の強者。

その徳川軍を2度も退けた真田家は
徳川家にとっては、まさに天敵。

今作の真田丸でも
真田家の不倶戴天の敵、徳川家康は、たいへん
重要な役周りであるのは、
重々承知だと感じておられますよね。

そんな家康役を任されたのは
内野聖陽(うちのせいよう)さん。

内野さんと言えば、
自分の中では、軍師・勘助を演じた
『風林火山』(2007)のイメージが大きいですね。

戦国最強と言われた武田信玄の伝説の軍師。
この『風林火山』のオープニング曲が
とても素晴らしく
今も思い出すだけで
『チューチュルチュー』と頭の中で再現できます(笑)

千住明さんの曲で
実際の感じは、こんな感じ
『風林火山』オープニング曲

そして、この山本勘助なる人物は
真田家とも深い関係があるのです。

当時、小県郡の小勢力であった
真田家。当時の家長は、真田幸隆。

幸隆は、真田信繁から見たら
おじいさんになるわけですが、
この幸隆が、武田家に奉公するきっかけを
作ったのが、何をかくそう山本勘助なのです。

勘助は、信玄が、信濃攻略を進めるに
あたって、必ず必要になる人材として
この真田幸隆を推挙したのでした。

そして、勘助の見たてどおり
真田家は、武田家にとっては
欠かせない家となりました。

そういう意味でも
今回の内野聖陽さんの真田丸出演は
なにか、深い縁があるのかもしれませんね。

今後の内野聖陽演じる徳川家康は
大河の歴史に残る新たな一歩になるような
予感がしているので
ますます、見逃せないですね。

【俳優の個性を生かす脚本家・三谷幸喜】

大河ドラマ「真田丸」は人気脚本家の三谷幸喜氏らしさが
至る所にちりばめられており、
放送時間の早いBS放送も高視聴率で推移しています。

地上波放送の20時まで待てないくらい、
毎回この真田丸のドラマの放送を楽しみにしている
視聴者がたくさんいるのです。

真田丸の評判でよく耳にすることは

「言葉が難しくなくてやり取りや内容が分かり易い」

「3D地図などの歴史解説が随所にちりばめらており、
テンポの速い戦国時代の移り変わりも理解がし易い」

「それぞれの登場人物の個性が光っていて
誰が出てきても目を奪われる」

「心地よいテンポと笑い、感動が随所に
織り交ぜられている為夢中で見てしまうし飽きが来ない」

など高い評判を受けています。

三谷幸喜さんらしい脚本とそれを体現する
個性ある俳優たちが次々に登場して活躍しています。

ほんの1話しか出ない女優さんなどもいますが、
ほんのわずかな登場で大きなインパクトを残しています。

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【新たな家康像】

その中でも主要キャストとして真田信繁を
取り巻いている登場人物の個性あるキャラクターは
特に光ります。

内野聖陽演じる徳川家康もその一人です。

内野聖陽といえば
イケメン俳優としても有名ですが、

真田丸ではその素敵な顔はなりを潜めています。

内野聖陽さんが演じる家康自身の魅力として
ドラマの中に確たる存在感を示しています。

徳川家康と言えば、歴史に疎い人ですら
その名前は知っています。

「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」は
家康が詠んだと言われる有名な句です。

史実においても今まで行われていた
歴史ドラマでも家康のイメージと言えば、
「時を待ち耐え忍び、腹に一物抱えているタヌキおやじ」
とも表現できるかもしれません。

それだからこそ、
戦国の世の中を生き抜いて徳川幕府を開いた
偉大な人物であるともいえるのです。

しかしながら、内野聖陽さん演じる
真田丸の徳川家康はそのイメージから対極にあると
言っても過言ではありません。

勿論ドラマのシーンの節々には、
大物武将である家康の片鱗が映し出されてはいます。

ところが、真田丸の家康と言えば
「びっくりするくらい臆病で慎重派」
「ちょっと情けない小心者」が挙げられます。

戦国の世を生き抜いて
江戸幕府を開いた家康のイメージとは
少し遠い気がします。

しかしながら、ドラマの回を重ねていく度に
その魅力はどんどん光っていきます。

様々なシーンで映し出される
臆病な部分や情けない表情は、
愛おしさを感じてしまうほどコミカルで
面白く人間味に溢れています。

家臣や他の武将とのやり取りの中で
見せる表情や言葉には、戦国の世であっても
人としての温かさや優しさがにじみ出ています。

北条滅亡の際にはその部分が
特に表現されていたと言えるでしょう。

史実を知っているからこそ、
これからも内野聖陽さん演じる家康から目が離せません